いじめというもの

前置き。
暗い話嫌いな人は読まない方がいいよ。
マジで。

いじめ。
それは、理不尽。

ただ一人を敵に回したら、学校の生徒の大半がいじめっ子になったり。
有り得ないけど本当の話。

小学生の時に、スカートめくりをしていた男子を注意したら、学校の児童の大半がいじめに回る、なんて誰が想像できる？

上級生には見下され嘲笑され、下級生には根も葉もない噂話でからかわれ、同級生に至っては実際にちょっかいかけてきたヤツもいたり。
自分の描いた絵に、下品ならくがきをされて不快だったから、絵を描くのを辞めた事もある。
ある理由でまた描き始めたけど。
その理由も「いじめ」だから皮肉だね。

いじめの中でも、味方のフリした敵が一番厄介で。
「絵、上手いね」と近付いてきたのに、数日したら「いい気になってる」と因縁つけてきたりとか。
自分の絵にグシャグシャと線を描かれたり破られたり。
友達という子達と一緒に遊んでたら、自分の玩具を隠され、雨の中必死で探した事も。
無論その友達は一生懸命探すあたしを見てクスクス笑ってただけ。
なんか幼い頃の友人はそんなのが多かったなぁ。
ねぇ、聞いてもいい？
あたしが何をした？

いじめられて泣いても相手は面白がるだけだし、職員室によく逃げ込んではいたが、先生は助けてくれなかった。
むしろ先生が敵な時もあった。
そんなこんなで相手を力で黙らせるという、間違った自分の守り方をいつからか覚えた。
犬夜叉か。

高校の一年の時の担任は、親身になってくれた。
色々間違ってる、そんなじゃダメだと諭してくれた。相談も乗ってくれた。
今でも感謝してる、敬愛すべき恩人です。

だけど。

大人になった今も、相手本人に何もしてないのに、何が気に食わなかったのか不快な思いをさせられたり。

何？この負のスパイラル。
いい加減飽きてきたんですけど？

こんな目にあっても、あたしはまだましな方なんだなぁ、と新聞やニュース報道のいじめ話を時々聞きながら思う。

そして。
負の思考を抱えたままだと、自分が何かしら潰れそうだから、ここに吐き出すという悪循環をあたしは繰り返す。
ムダだと解ってるけど。
気休めでしかないけれど。
弱音を受け止めてくれてた友人からは「ネガティブメール送るな」と云われたから。
他の吐き出し場所知らないから。

だから、最後まで読んだ貴方。
今読んだ内容は忘れてください。
覚えてても何の得にもならないし、テストにも当然出ないから。